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| "オッシーのミニ旅行記" 「南オーストラリア州、ウィルピナ・パ ウンド」押山 大作 (Oshi) This story is also available in English 3/13の月曜日に、オーストラリアのアデレードから帰ってき ました。クアラルンプール経由関空着朝7:30、さらに乗り継ぎ で羽田まで合計19時間の空の旅、疲れた疲れた。でも、とても楽 しく、思いで深い旅行でした…。 地殻変動と長い年月の風化作用で巨大なクレーター状の険しい山 脈を形作る、南オーストラリア州FLINDERS RANGE国立公園 の中にあ る「ウィルピナ・パウンド・リゾート」に滞在する10日間の透析 ツアーに参加しました。 今回は、透析患者11名を含む28名のツアー。日本人は私たち 夫婦と、金沢からのもう1組の夫婦だけでした。あとはオーストラ リア人、イギリス人。その中で、たくさんの素敵な夫婦と出会え、 素晴らしい体験が出来ました。皆、良い顔をしているし、夫婦の間 になんとも言えない味を醸し出しているんです。あんな夫婦になり たいと思わせる人々でした。誘ってくれたNancyに感謝! この「Wilpena Pound Resort」滞在ツアーは、オーストラリア人 の透析患者で友人のNancyが企画したのもで、現地観光、食事・朝昼 夕すべて込みで、とても内容の濃いツアーでした。透析は1回55 1A$(オーストラリアドル)<約38,500円>、3回で合計1,653A$でし た。 2日目のセスナでの30分の遊覧飛行は、圧倒的な大きさの FLINDERS RANGEの地形がはっきり分かる興味深いものでした。2回 目は(Nancyの好意で2回も乗りました)夕霧に虹が真円を描いて7 色に輝くところも見られました。険しい岩肌の地形と虹の色が不思 議なコントラストでした。 4WDツアーでは、アボリジニ(先住民)のサムのガイドで、荒 野の中をカンガルー、エミュー、羊などを見ながら、日本にはない スケールの景色を堪能しました。FLINDERS RANGEは乾燥した土地で 赤茶けた色をしています。背の低いブッシュが多く、オーストラリ アでは「アウトバック」と呼ばれている荒野です。 毎晩のディナーはスープ、サラダ、前菜、メイン、デザートを好 きなものを選べる満足のいくものでした。味も量もGood。透析ス タッフ、ツアー参加者、皆でゆっくり食事を毎晩楽しみました。そ れにワインが安くてこれまた美味しい。あー幸せ。 食事が終って外に出ると、満天の星空。声も出ません。天の川、 南十字、オリオン、大マゼラン星雲などがくっきり。明美とのんび り夜風に吹かれて星を眺められる幸せ、貴重な時間でした。地上に 目を移すとそこには野生のカンガルー。草を食べに来ています。カ ンガルーのしぐさはとてもかわいらしく、母親カンガルーが子供に オッパイをあげるところも始めて見ました。餌(実は余ったご飯) をあげると小さな前足を出して「ちょうだい!」をするんです。こ れまた、かわいらしい。 透析はコテージの1部屋に、透析機械を4台と浄水装置を設置。 ここで1週間透析を受けます。スタッフはナース3人、技師1人。 スタッフ全員フレンドリーで暖かく迎えてくれ、快適に透析を受け られました。また、日本語を少しでも覚え、コミュニケーションを とろうとするなど、フレンドリーな雰囲気でした。「ケツアツ」 「ジャ、マタネ!」はすぐ覚えてくれました。 技師のTonyは6歳からアボリジニの楽器「ディジリードゥ」を吹 いているそうで、ある晩の夕食後、森の中での演奏会は印象に残り ました。ロウソクのひかりと太古を思わせるディジリードゥの音色 が森に溶け込んで、心が癒されるようでした。 Wilpena Pound Resort最後の晩は、Nancyと透析スタッフに皆から 記念品を渡し、感謝の気持を伝え、和やかにパーティーが行なわれ ました。シドニーで日本語を教えているDiが、日本語で私たちにス ピーチをしてくれたのには感激しました。 ゆっくりした時間が流れていましたが、気づけばあっという間に 1週間が過ぎ、アデレードに戻る朝が来ました。Wilpena Pound Resortは自然が素晴らしいところで、女房と2人で本当にゆっくりリ ラックスが出来ました。 アデレード市内観光ではショッピングや自然保護区でコアラと写 真を撮ったり、瞬く間に時が過ぎます。夜は、知り合いのエンゾー (腎移植患者,イタリア人)が経営するイタリアンレストランへディ ナー。最後の晩を最高の味で締めくくれました。美味しかった! 皆と別れを惜しみながら住所の交換をして、アデレードの美しい 夜景を見に行き、ホテルに帰りました。 また、Nancyを訪ねてアデレードに行きたいのもです。 [The tour is organised annually by Nancy Douglas-Irving who runs Dialysis Escape. Nancy creates the unit for the duration of the tour, usually in March, with 2/3 renal nurses and an engineer] (We also have other travel stories) |
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